バンドマンの女という概念

バンドマンの嫁に進化しました。幸せです、残念ながら。

女の子は誰でも魔法使いに向いてる

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最近のダイエットのモチベーション維持はミスiDの公式サイトを見る事です。

ZOCの調べものをしている時にずっと見てたんですけど、知り合いっぽい人がいた気が…する…。

失礼ながら彼女が受けてるんならめっちゃ痩せて仕上げた私ならいけるんじゃね?という謎すぎる自信を持ってしまったので、負けるかこの野郎精神でジム通いに心折れそうになる度ページを覗いています。今日も今日とて筋肉痛が酷い。

もし来年までに理想の自分になれそうならミスiD受けてみようかなあ。

半年掛けて20キロ痩せた短髪青髪アラサードラマーってまあまあパンチ出せませんかね?

旦那という自分を絶対に裏切らない存在ができて初めて女の子になることができた、っていうのもまあまあ業が深いと思うんだけどどうでしょうねえ。

 

そんなこんな美意識とか女性的意識が上がったせいか最近脱毛に行ってみたいなどとも考えている。人生で初めて考えたわそんなこと。

あとめっちゃ久しぶりにネイルも行きたい。今まではフットネイルだけだったんですけど手元もネイルしてみたい。

ここにきてかなりの美的欲求が最近沸き上がっています。自分の人生至上最高に綺麗で格好いいナオンになりてぇ!そいでもってそれを記録に残してえ!わたしがんばる!

先日知り合いの結婚式に参列したもので、最近は自分の時の結婚イベントへのワクワク感で終始脳内が支配されています。結婚式用のBGMリストはすでに50曲を超えた。

バンド好きだけど普通すぎるウェディングソングリストに辟易している方々の為にもう少ししたら晒そうと思っています。

 

肝心のダイエットは体重的にはここ最近の進捗はないです。

基本1日中引きこもってるから運動不足はどうしたって覆せないのでしょう、今日から何もない日は夜にランニングをしようと決めました。

タンパク質をさらに摂れって言われてるんですけど最近胃腸の調子がすこぶる悪くて、調べたらタンパク質の摂り過ぎらしくて笑う。

めちゃくちゃ正確に言うと、タンパク質を分解する悪玉菌が増えすぎてるらしいです。

食物繊維や乳酸菌を取るといいらしい、確かに最近ささみと鶏むね肉ばっかり食べてて野菜を食べてない。

とりあえずコンビニで慌ててヨーグルト買ってきました、さっき。

今度スーパーでヤクルトも買おう。

 

そういえば最近久しぶりに音楽雑誌を買いました。

MUSICAでKing Gnuが4週連続メンバーインタビューとのことでしたのでこりゃ4か月買うっきゃねえな、と思いましてん。

あと遅ればせながらナンバガ特集のギタマガも買っとこうと思いましてん。

このインターネット主流の時代でも私はやっぱり音楽雑誌が好きで、10年前実家にいた頃からの雑誌もほぼ全部今の家に持ってきてます。

音楽雑誌でのインタビューって大体リリースとかツアーのタイミングが多くて、その時々の温度感が何年経っても封じ込められてると思うし、数年後に見返したりするとこの人載ってたんじゃん!みたいな発見もあるので楽しいです。

The Birthday目当てで買ってたんだろうなっていう2007年のMUSICAを後から読み返してみれば、東京事変が娯楽の全曲アルバム解説してたりゆらゆら帝国が空洞ですをリリースしたばっかりだったりモーサムブンブンサテライツも髭も載ってたりしてなんじゃこりゃ!?って思ったのが全ての始まり。

ライジングサンの15周年ブックも読み返せば買った当時は初年の99年のアーティストは知ってる人たちの方が少なかったんだけど、今や知らないアーティストはいなかったりして。

そんなことを思っていると私やっぱり音楽聞くの好きじゃんね、邦楽メインだけど掘るの好きじゃんね、ってなりますね。

音楽の点と点が線で繋がっていく感覚はやっぱり今も圧倒的にアナログ手法の方が多いんだろうなあと思う。同じ雑誌に載っている、とかCD屋で同じ棚に並んでたりジャケットが目を惹くものだったりとか。YouTubeはほっといてもいろいろ線で繋げてくれるけど。

その感覚はいつまで経っても失いたくはないな。

 

あと最近はぼんやり欲しい音源もいくつか発売されるのでそのあたりを買おうかどうしようか迷っている所存。

打首獄門同好会の獄至十五、スピッツの見っけ。

米津玄師の馬と鹿も買っておくべきかしら。アルバム待とうと思っていたのだけれど。

前者2つはツアーの松山公演も行きたいのだけれど打首はすでにソールドだし、スピッツはチケットが取れるという概念が存在するのか…?

ライブで思い出したけど11月頃のMOROHAとブルーハーブもチケットを取らねばならぬ。あとナンバガのツアー先行も忘れずに応募せにゃならん。

つい先週東京に行ってタワレコに立ち寄っていたのでその時にCD発売してたら買ってたのになあ~。

あとそのタワレコ訪問の際に無性に読書がしたくなったので、松山に戻り時間を見つけ本屋に行って星野源のエッセイと尾崎世界観の小説とローランドの言語録を購入。全て1日で読了也。

久しぶりに謎の読書欲もふつふつと湧いて出ているのでそれも消化していきたい。家に買ってまだ一切手をつけていない永遠の0があるのでそれを読もうかねえ。

 

一応フリーの身になったもののやりたいことに身体が全然追いついてなくてびっくりする。音楽も聴きたいし雑誌も読みたいし読書もしたいし映画も見たいし文章も書きたい。DJの練習もしたいから音源も増やしたいしドラムの練習も思いっきりしたい。

仕事してないのになぜ。むしろ今までどうやって消化してたんだろうわたし…。

 

曽我美なつめの経歴・ポートレート・業務依頼について

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【経歴】

1991年生・愛媛県松山市在住

愛媛大学教育学部教育心理学専攻卒

2014年4月~2016年3月:(株)マリークワントコスメチックス勤務

高島屋内テナントで美容部員として化粧品・アパレルグッズの販売員をしておりました。働きながら美容の基礎知識を習得。

2016年5月~2019年9月:(株)リクルートライフライフスタイル勤務

松山の地でホットペッパーグルメ松山版の営業企画・編集業務に携わる。

全国のグルメ情報の収集・活用を得意としていました。

2019年10月~現在:フリーランスとして在宅勤務

主にライター業務、SNSを活用したPR業務を得意としています。

 

ポートフォリオ

■音楽情報サイトにて記事執筆(機密規約の為社名非公開)

・邦楽をメインとして楽曲の歌詞解説やアーティスト紹介記事を書いています。

・2018年11月より現在まで執筆継続中。

・1本3000字~4000字の記事を月10~20本ほど納品しています。

■音楽文

邦楽をメインとした所見文を不定期に投稿しています。

【普通】という概念との闘い – MOROHAの呪縛を考察する

Who is “Prayer X”? – King Gnuが織り成す祈りの歌

『 日本を変えるぞ。』 – Age Factory最高傑作【GOLD】に寄せて

しあわせになってしまった君へ – クリープハイプを、もう一度聴いて欲しい – 2019年1月・月間賞入賞

心斎橋から道頓堀へ消えたあの娘の影を探して – 2019年9月7日TOUR『NUMBER GIRL』なんばHatch公演によせて

The SUN & MOON – 『浪漫と算盤』に見る、椎名林檎と宇多田ヒカルの唯ならぬ関係について

命の終わりと始まりと – ヒトリエwowakaが人間に遺したもの

 

■Wandertrip

松山のおすすめデートスポット21選!在住歴約10年の地元民が紹介

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■ヂラフマガジン

愛媛県松山市のライブハウス店長がレコメンド! ブレイク必至の若手バンド7選

四国在住の音楽ライターが注目する、四国出身の精鋭若手バンド6選

朝日新聞社運営『かがみよかがみ』

結婚を通して見えた「女」であることを肯定する生き方

beautiful life design ― お一人様時間を楽しむためのwebマガジン

会場ベストサーチLabo ― 宴会・パーティー会場探しなら

二次会ベストサーチLabo|結婚式二次会のノウハウメディア

専属ライターとして記事を執筆しております。

 

【お受けできる業務依頼について】

・記事執筆、ライティング業務

得意ジャンル:音楽(邦楽)、愛媛県松山市のグルメ、美容

主に20代をターゲットとした、臨場感ある表現の執筆を得意としております。

最も得意な音楽については大衆向けのカジュアルで嚙み砕いた楽曲解説から、大学時代に心理学を専攻していた経験をもとに、様々なカルチャー的視点から行う独自の哲学的思考による楽曲考察まで、幅広い文体で執筆させて頂くことができます。

誌面の原稿執筆経験もある為、基礎を抑えたクオリティ・精度の高い文章を製作させて頂きます。また上記の経験から、締切等の順守についても案件に携わる皆様にご迷惑をおかけすることがないよう常に高い意識を持って取り組ませて頂いております。

SNSを活用した広告宣伝PR

多い時は40店舗近くの飲食店を担当させて頂いていた前職の経験から、特に愛媛県松山市でのグルメ関連の商品広告・店舗宣伝PRを得意としております。

・その他上記関連業務

お気軽にご相談頂ければと思います!

 

連絡先はこちら:sogaminatsume@gmail.com

TwitterのDMやInstagramのDMなどでもご依頼を受け付けております。

まずは一度お問い合わせください、皆様からのご連絡をお待ちしております!

 

半年掛けて20kg痩せようとしている私の話①

9月末に約3年半務めた某大手企業を退職する。

そこそこの激務に3年半揉まれて得たものは月収30万円、退職金100万円、社会人としてのスキルあれやこれや、そして20kgの己の脂肪。

有難いことに5年連れ添った相方とも退職3ヶ月前に籍を入れる事ができたのだが、そんな私の前に大いなる壁が立ちふさがった。

そう、結婚式である。

幸いにも親族だけの小さな式にする予定だった為金銭的な問題はそこまで大きくなかったのだが、このままいけば人生最高体重を更新した姿の私が末代まで記録に残ってしまう。

前々職には化粧品の販売員をしていた程度には過剰だった私の自意識はそれを良しとしなかった。

嫌だ、綺麗な自分の姿を写真に残したい。

あと最近ちょっと動くだけでめちゃめちゃ膝が痛い。

そんなわけで私は自分の全生活を掛けてダイエットをする事を決意したのであった。

以下私の結婚式までの半年間の己との闘いを出来る限り記録に残したいと思う。

今現在ダイエットに闘っている方々、これから闘おうとしている方々の何かしらの参考になればこれ幸い。

老舗の焼鳥屋のタレの如く継ぎ足しながら随時更新して行くつもりです。

 

◆1ヶ月目

・記録:19年9月6日(X6.8kg→X3.8kg/Total-3.0kg)

有給消化を控えた私が一番最初にやった事、それはジム探しである。

当初月額7~8000円の24時間ジムに行こうとしたものの、いくつかの理由で踏みとどまった。

最も大きな理由だったのは、そもそもジムに行ったとて私は筋トレのやり方がわからない。

中高と吹奏楽部一本で学生時代スポーツの経験など一切ない上、お家でできる簡単ストレッチなるものを試してみるものの一切正解が分からず挙句の果てに腹筋がなさすぎて背中を痛め典型的な三日坊主と成り果てた前科が数え切れないほどあったからである。

また完全なる自己流の食事制限で糖質カットを幾度となく試みるも、クソ忙しい業務量に忙殺され結果死ぬほどコンビニ飯とラーメンを食う日々に逆戻りした事も数知れず。

そんな訳で些かお値段は跳ね上がるものの、筋トレや食事制限を基礎から叩き込んでもらおうとパーソナルジムなるものに通う事にした。

ひとまず体験プログラムという事で2週間通ってみることに。お値段約2万円也。

 

あと併せて自己流ではあるが、毎日の食事内容を記録してカロリーやら栄養素を出してくれるダイエットアプリもインストールしてみた。『あすけん』というやつである。

なぜなら体験プログラムを申し込んだ際に、ライ〇ップの如く毎日の食事をトレーナーさんにLINEで報告する事が義務付けられたからである。

ちなみにラ〇ザップだと2ヶ月のプログラムが30万円~するが、今回申し込んだパーソナルジムだと2~3ヶ月のプログラムが10万円以下で収まる。ありがとうパーソナルジムS、ありがとうトレーナーNさん。

結論から述べると2週間の体験プログラムを終え、本格的に上記の2~3ヶ月プログラムに通う事になった。

ひとまず1ヶ月通ってみての所見は以下の通り。

 

まず早速体験プログラム申込時に受けた食事指導で、実際のプログラムを受け始めるまでの2週間足らずで普通に約2kg落ちた。これまで増加の一途を辿るしかなかった体重がストンと落ちたのである。正しい食事法すごい( '-' )

今回私がやることになったのは『タンパク質を鬼のように取る(1日140g)』のと『脂質を鬼のように削る(1日40g以下)』の2つ。まず序盤は特に後者。

脂質を削る為そもそも油が多いと簡単に想像出来るもの(脂身のついた肉、ラーメン、調理油、マヨネーズetc.)は食べない。ただそれ以外はわりとOKなのでなんとかなる。

ご飯とかほどほどのお菓子もまあギリOK。お酒もOK。これがありがたかった。

タンパク質の摂取については食事だけでは結構難しいので足りない分はプロテインで補う事に。推奨食材は以下の通り。

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脂質を1日40g以下に抑えるのは意外と意識し始めたらどうにかなったのだが、問題はタンパク質。1日140g取るのは意外と難しい。

1日にコンビニのサラダチキンを毎日5個近く食わねばならない計算である、そう考えると存外にしんどい。

結果私の場合は朝飯と夜寝る前の1日2回プロテイン60gを飲んでいる。ベリー味をセブンの低脂肪牛乳で割るのが好きです。

タンパク質を1日140g取るのに注力し始めた辺りから体重が約1kg落ちた。これを書いてる日の朝今までどうやっても突破できなかったX4.0kgの壁を突破したので小躍りし、この辺りの諸々をちゃんと残そうと思い立ったのである。

 

こういう食事方法も一度分かればこちらのものだが、やっぱりジム行く度に毎回しっかり食事についても助言を貰えるのでパーソナルジム行ってよかったなと思う。

ダイエットも仕事の傾向と一緒で、私の場合きっぱりはっきり目標やタスクの目安を数字で提示してもらうとかなり動きやすくなる。

あとこのリストの中から選んで仕事やってね~って限られた状態でタスクを振られた方が自分のやるべき事が明確に出来てスムーズに動くことが出来る。

自分の脳内でタスクやスケジュールを組んだり自分用のプログラムを組んで、ひたすらその通りに動くのがめちゃくちゃ得意だからだ。

自己流の糖質制限の時は結局どれだけ糖質を削ればいいのかわからなくなってしまったり、アウトな食材とOKな食材が実際の所ぼんやりとしかわかっていなかった、ので何度も挫折したんだと思う。

細かい部分が明確に分かっていたり、わからない事があれば聞ける人がいるとモチベーションがちゃんと保てるのだ。マジで仕事と一緒じゃないか。

 

もちろんジムなので併せて筋トレも指導してもらっている。1回50分のセッションを週に1、2回のペース、という感じ。

結論から言うと私の想像通り、筋トレの基礎から教えて貰うのが大正解であった。自分でもびっくりするくらいに筋肉がないので『ちゃんと筋肉を使う』事がそもそも出来ない。

いろんな筋トレのプログラムを教えて貰うが、本来力を入れるべき所に入れずにやったり、力を入れなくてもいい所に力を入れてしまったりと身体の使い方を少し間違えていると全然筋トレにならないしマジで身体を痛める。

そういう時に横から細かく身体の使い方のアドバイスを貰えるので、パーソナルジム行って一番よかったと思うのはココである。

序盤である今は1個の筋トレのプログラムも10~15回を1セットとかなので、超体力なしの貧弱な私でも全然ついていける。そんなんでいいんだ、と思うレベル。

ただちゃんとまあまあしんどいし翌日、翌々日にはしっかり筋肉痛になる事も多いのでちゃんと筋肉使えてんだなと思うのである。

また週に1、2回というこの回数もミソである。筋肉ってしっかり使った後は数日休養が必要らしい。毎日ジム通えばいい訳ではなかったのか、そんなことも知らんかった。

 

そんなこんなで毎回ジムに行くたびに数値をいろいろ測っているのだが、お見せできる分だけお見せする。

肝心の体重やら諸々はこの悲願が叶った時に全て公開します。

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多少暴れている数字もあるものの、比較的1ヶ月目としては順調に落ちているそう。

体脂肪率2週間で約2%落ちたのもトレーナーには褒められた。これもパーソナルジムにして良かったと思うポイント。

数字の落幅が適正なのかどうかも1人でやっていればわからないのである。

トレーナー曰く私の場合あまりにも筋肉量が少ない為、まずは体脂肪を減らしながら筋肉量を増やして代謝を上げるのが優先。そうすれば自ずと体重が落ちるそう。

これまで運動経験のないトーシロの発想よりはよっぽど説得力がある、トレーナー自身もムキムキだし。

体重自体はそれでも思ったほど落ちていないのでちょっと不安になった時期も正直あったのだが、よくよく考えてみればまだ1ヶ月しか経ってないのである。

3年半掛けて育った脂肪がそう簡単に落ちてたまるか。

さらに言えばそもそも体脂肪率やら基礎代謝量やら骨格筋量やらもこれまで一切気にした事がなかった。

家の体重計はニトリで1000円ぐらいで買った体重しか表示しないものなのだから。

この機会に体組織計買おうかしら。

あと単純に知見のある人から褒められると嬉しいですね。

 

ひとまず1ヶ月通ってみたのですが多分ちゃんと痩せられそうな気がしている、仕事と同じくらいに自分の全生活を賭けてやれているので。

前職の3年半の間そこそこの情熱を掛けて仕事をしていた、と思っている。悔しくて泣く事も沢山あったし嬉しい事も沢山あったし、毎日毎日膨大な量のタスクとノルマに追われ夜遅くまで働く事も正直あまり苦ではなかった。

とは言え引き換えにやはりまあまあストレスは掛かっていて、おかげで体重は20㎏増えたし実は生理なんてここ半年来ていない。

何が言いたいかというとちゃんと痩せようとするとやっぱり多少ストレスは掛かるが(多少の食事制限はあるし運動嫌いなので筋トレはしんどい)、仕事を辞めたとて多少ストレスのかかる生活は意外と嫌いではないかもしれない。

しかし私の場合まあまあストレスかかる事を同時に生活の中に2つも抱えるのはやはり無理だった。ちゃんと働きながらがっつりダイエットできる人は本当に尊敬に値する。

また、周囲の友人には以前から『やるときはストイックにやれる子』とは言われていたものの個人的には全然腑に落ちていなかった。

今回ダイエット始めてちょっと自分のその面がわかった気がする。

齢30前にして自分の新たな一面が見えてきた、いくつになっても自分の内面に新たなものを発見するのは楽しいなあ。

 

夏の終わり

フジファブリックはそろそろ食傷気味だと思うので皆さん森山直太朗でも聴きましょうや。


森山直太朗 - 夏の終わり

 

9月ですね。

皆さんちゃんと各々で夏は終わらせましたか。

私は友人の家の庭を借りて七輪でBBQして手持ち花火に興じました。

通称若者のすべてごっことも言う。

今年の夏は本当に短かったな。

あっちゅーまに蝉なんていなくなったね。

秋は好きですよ、涼しいし。

でっかい夏の思い出は台風に吹っ飛ばされたので、今年の夏はおセンチになれるほど大した思い出は残っちゃいねえ。

 

 

つい最近Age Factoryがドロップした新曲がとってもいい感じ。


Age Factory "HIGH WAY BEACH" (Official Music Video)

 

彼らの故郷である奈良で早朝に見える高速道路の幻の浜辺らしいです。

そうか、奈良に海はねえのか。

 

この曲聞いてると瞼の奥に浮かぶのは沢山の早朝の景色と澄んだ空気の匂い。

全てバンドの活動の中でたった1人で見てきた光景。

関東への遠征中で、車内でメンバーがぐっすり眠る中1人静岡あたりの4車線の高速道路をかっ飛ばしながら見た明け方の空とか。

早朝に山中のサービスエリアに立ち寄って車内から出て大きく伸びをして、深呼吸した時に肺の中を一瞬で冷やす凛とした酸素とか。

山口から愛媛に帰る時に使う今治の海沿いの下道で車を流しながら眺めた、オレンジと紫色の混じった広い水平線とか。

特に平日、月曜日の早朝はいいね。

空気が澄みすぎて世界で生きているのは私だけなんじゃないかと思う。

 

同じ早朝でも、だらだらと酒を飲んで夜を明かした朝にはないんだよなあ。

たった1人で高速道路を夜走りでかっ飛ばした後にしかないあの空気の味がする。

このHIGHWAY BEACHっつーのはそんな曲です。

 

早く清水エイスケみたいな青髪にしたい。

結婚式が終わるまではお預けです、バキバキにブリーチ掛けられないから。

ちくしょう。

 

 

話は変わって。

星野源の楽曲が全曲ストリーミング配信開始しましたね。

うれぴー。

リアルタイムでニュースが流れてきた瞬間悲鳴を上げました。

それ以来何かにつけて全曲シャッフルして家で垂れ流しています。

 

今みたいに売れちゃう前の曲を久しぶりに聞いてすごく思うんだけど、星野源ってずっと生活の歌を歌ってるんだよなあと思う。

アルバム『ばかのうた』を流しながら家事をしていると、なんだか生活をしていることへの実感がすごい。

みんなみんな貧しいから、平凡な生活が幸せになってしまった時代。

だからこんな普通の生活の歌が幸せそうな歌に聴こえてしまうのかね。

数年前の自分が思っていた以上に、普通に恋をして普通に結婚して普通に人の嫁になってしまって、『ばかのうた』がとても染みるようになってしまった。

『POP VIRUS』もいいんだけど、この機会に星野源の初期のアルバムもみんな聞いておくれ。

数年前の自分が思ってた以上に、普通になってしまった人たちに捧ぐ。

 

 

最近はみんなが聞いてるもの食べず嫌いしちゃいけないなと思って、今まで聞かなかったいわゆる邦ロックもいろいろ聞いてみています。嘘、8割方仕事の為です。

ヒトリエとか、[ALEXANDROS]とか、Official髭男dismとか、MAN WITH A MISSIONとかさ。

やっぱり万人にウケてるものって格好いいんだね。そうだね。

とは言えいくつか個人的によさげだなと思う曲もあったので、あ~やっぱいろいろ聴かんといかんなあと思っている次第です。

 

そうだ、今度松山に打首獄門同好会来るらしいんですよ。

ちょっと前から私が激推ししているコウペンちゃん繋がりで摘まんで聞いていたのですが、昨日の関ジャムも見てやっぱりライブ行ってみたいなあってなっている。

チケット取ろう。

昨日の関ジャムのコミックバンド特集でクリトリック・リスの名前が出んもんかとちょっとわくわくしたんですけどさすがに無理か。

やっぱりバンド名が放送コードに引っ掛かったりすんのかな。

 

 

そういえば来週はもう大阪です、念願のNUMBER GIRLを見に行きます。

確かチケットが1700番とか1800番台なんですけど、そこまででかいライブハウス初めて行くんですけど、あの、見えるんですかね…?

同じ空間でリアルタイムで轟音が聴けるだけでも良しとしたもんか。

逆噴射バンドツアーももちろん行きます。高松一本賭け。

1時間粘ればぴあでチケットが取れるという事を私は学んだ。

先行で当たるのがいっちゃん早いんですけどね…。

四国中の知り合いが集まるだろうからそれはそれで楽しそうだな、ライブ終わったあとみんなで飲みに行きてえな。

 

なんかリンリンだかレンレンだかの台風が発生してるらしいんですけどそれだけが気がかりだなあ。

また台風で交通手段パアにされるのだけは勘弁してくれ~。

週末飛行機飛んでくれ~よろしく頼むよ~。

 

自由へ道連れ

さて。

先日無事に前職の最終出社日を迎え、ただいま絶賛有休消化中です。

3年5か月戦い抜いたぞ!!!

あとは契約満了日を待つだけです。

怒涛の2019年もようやくタスク半分というところでしょうか。

無事籍も入れて引っ越しも済ませて、あとは注文したソファの受け取りとダブルベッドを買いに行けばひとまずプライベート環境は整います。

残り年末まではお仕事環境を必死こいて整えねばならんです。

 

ひとまず有休きっちり消化して、離職票を待って、ハローワークに駆け込んで、失業手当がMAX3か月分貰えるようなのでまずはそこからかなあ。

契約社員の満期退職なのでわりとすぐ失業保険は出るはず。と信じている。

一応ウン十万給料はもらえていたので失業保険でまあまあの額貰えるから有難いんですよね、今の旦那の給料よりなんならちょっと多いぐらい。

さすが天下のRさん、給料もいいし福利厚生もいい。

その代わりまあまあの激務だったけどな!!!!自分の事を一切顧みる余裕がないくらいには!!!

根が体育会系の仕事人間だったので向いてたっちゃ向いてたんですけどね。

話を元に戻して。今後の方針についてでしたでね。

失業保険貰いながら今の小さい仕事は続けて、他のところから仕事貰えるよう動いて。

失業保険59日目までに開業届出せば再就職手当も貰える、と考えております。

家賃補助もいけるなら貰いたいなあ。

お金は極力浮かせていかねばですよ。

貰えるものは貰う!浮かせるものは浮かす!

フリーランスこれ大事。

あと今のままでいくと年末年始の確定申告とか泣きそうなので知り合いに税理士さん紹介しといてもらおう…。

 

閑話休題

先ほど自分のことを一切顧みることなく仕事をしていたとお話しましたが。

仕事も変えたのでちっとは自分の事も顧みようと思っています。

というわけでたちまちジムに通い始めています。

前職で18キロも太ったんですよ、さすがにやばくない????

年明けの春先に結婚式も迎える予定なので、一生記録に残るタイミングぐらい理想の自分で迎えたいじゃないですか。

その頃にはいったん10キロ以上は痩せてたいなあ。

あと結婚式終わったぐらいで髪をネイビーに染めてベリーショートにする野望を沸々と一人抱えているんですけども。

アラサーババアだけどやりたいことやるもんね!ファンキーなアラサーになりてえ!

という訳でそんな奇抜な髪形するのに今の体形じゃ格好つかんだろうと思ってるので痩せます。

スイッチが入った時の自意識向上力は人一倍です、普段との高低差が酷い。

ひとまず今2週間ほど通っているのですが、体重は気持ち落ちたくらい。

ジムのトレーナーさんが食事まできっちり面倒みてくれてるので一応骨格筋量とか基礎代謝量は上がってるっぽいです。

そんで2週間で体脂肪量も落ち、体脂肪率に至っては2%落ちました。これトレーナーさんめっちゃ褒めてくれた嬉しい☺元々が多すぎるんだけどな!!

痩せたらまた昔みたいに化粧品にバカスカお金つぎ込みたいな、服もいろいろ着れるようになるから楽しいんだろうな。

そんな日を夢見て頑張ります。うっすうっす。

 

それと、そろそろドラムのレッスンにも復帰したいなあと思っている。

時間に余裕ができたのでやろうと思えば多分めっちゃ練習できるんだよね。

バンドもちょっぴり今お休み期間みたいなものなのでブランク取り戻さんとリーダーに怒られるなあ。

9月か10月には復帰してダイエットの消費カロリーにプラスアルファしてやろうと目論んでいます☺

 

そんでもって。

このブログの処遇をどうしようかとひとまず考えあぐねています。

更新したのも半年以上ぶりじゃない?

書くモードに入れると書けるんだけど、書くこと考える余裕もなかったのがここ半年の正直なところ。

とりあえずこのブログは引き続き音楽の話をするところとして置いておくのが基本方針になると思います。

私がいろんなこと考えるのはやっぱり音楽聞いたときなんだもんね。

最近じゃいろいろ考えながら記事書いてスイッチ入って感動屋さんになって一人で泣きながら記事書いていることもしばしば。

アラサーババア確実に涙腺がゆるくなっちゃって仕方がない。

そんなこんなで音楽の話を基本的にしていく場所にしようと思います。

極力週に1回くらいは更新したい、です。

書く練習をせんとライターも糞もあったもんじゃない、まだまだアウトプットに修業が必要そうなもんで。

 

いろいろ不安もありますが、ひとまず人生の舵はいい方向にきれていると思ってます。

『数年前の自分が羨むような生活をしていく』のが基本的な私の人生においての基本理念です。

今の私は数年前の私が目指していたものなのでひとまずよしとしましょう。

いざフリーランス大航海時代へ。

 

クリエイティブと執念、半ば怨念じみたもの

先日MOROHAがこんな曲のMVを公開しましてね。

 

https://youtu.be/QUtr316Ubl0

 

よく最近一緒に映像班として組んでいるエリザベス宮地さんがテーマの曲であると察する訳です。タイトルから。

でも私がこの曲を聞いて浮かんできたのは、どうしようもない大学生時代の私自身だったわけです。

 

 

 

大学時代、バンドサークルに所属していた私は2回生の頃から『撮影係』に任命されておりました。

サークルのライブやイベントなんかの写真を撮って、後日それをアルバムにまとめてサークルの部室に置いておく、という一連の仕事を任される係です。

 

当時わたしはサークルのみんなが大好きでした。

夢にまで見ていたバンドサークル生活を叶え、その生活の中には今までの私の人生の中で出会ったことも無い面白い人達、尊敬出来る人達、格好いいバンドマンに囲まれる生活。

そりゃあ楽しかった、今までの人生で1、2を争うレベルで充実した生活でした。

 

けれども、同時にわたしはとても孤独でした。

 

バンドマン界隈ならではの面倒くさい人間関係や男女関係ばかり目の当たりにしたり、様々な出来事から『わたしはこんなにみんなの事が大好きなのに、わたしを本当に大事にしてくれる人は誰もいない』という事に気づくのです。

 

集団行動をしてる時に、1人だけ置いていかれる人、いますよね。

あれが私です。

置いていかれる人間にしか分からないんです。

この感情。この感覚。

あ、わたしここにいなくてもいいんだ、って。

分かるんですよね。

 

あれ、誰が悪いわけでもないんですよ。

別に悪意を持ってみんな置いて行ってるわけじゃないんですよ。

分かってるんですよ。

だからこそ辛かった。

 

そんな時に、わたしは『撮影係』という役割を与えられるのです。

嬉しかった。

わたしはまだ、わたしが居たい場所に居てもいいのだと。

そう言われた気がしたのです。

 

『撮影係』の任務を与えられて以来、わたしはサークルのライブイベントには必ず出演しました。

大学入学のお祝いに、祖父から買ってもらったデジカメを引っ張り出して、ステージに登るたくさんのサークルの先輩後輩、同級生をこれでもかと撮影しました。

デジカメのファインダー越しに覗くサークルメンバーは、全員が輝いていて、いつも以上に格好よくて。

私にとっては、みんなこんな風に見えてるんだよ。

誰にも言えなかった『格好いい』『最高』『大好き』を、わたしはファインダーを通して1人昇華させ続ける日々を送りました。

 

私の撮った写真を、当時SNSプロフィール画像に使ってくれたりする事が、わたしはとても嬉しかった。

あれは私が撮った写真なんだよ、って、知ってる人みんなに自慢して回りたい気分だった。

 

しかしそんな『撮影係』の任務も、わたしの孤独を癒すことは出来ませんでした。

いよいよひとりぼっちになったわたしは、精神科のお世話になる事になります。

そんなわたしにも、その頃ぼんやりした夢がありました。

大学を卒業する頃に、1人でひっそり死んでしまおう。

当時の私の一人暮らし生活は、死んだとて誰にも2週間以上気付かれない自信がありました。

それほどまでに、わたしは他人との接点がなかったのです。

自分の人生に、これまで以上の幸せはないと。

自分の人生に、これからは必要ないと。

それが一番美しいと、そう本気で思う事がありました。

 

そう思いながら、わたしは写真を取り続けました。

この時わたしは、ひたすらに写真を撮る側に回りました。

当時のサークルの写真には、私が写っている写真はきっと片手で足りる程もありません。

 

写真に写りたくなかった訳ではありません。

わたしなりの、精一杯のみんなへの当てつけでした。

写真にいないわたしは、きっといつしか綺麗に忘れ去られる。

それでもわたしは、誰よりも自分がその場にいた証拠と成れる。

写真のどこにも写っていなくても、その写真が残っている事こそ、私が生きた証だから。

 

 

 

 

 

MOROHAの『エリザベス』を聞いて蘇ったのは、昨年の夏に亡くなった祖父から貰ったデジカメを握って、1人で孤独と戦っていた大学時代の私でした。

 

誰よりもみんなが大好きで、誰にも愛されなくて。

それでも、それでも、誰よりもわたしという存在を覚えていて欲しかった。

写ることではなく、写すことで、わたしの生きた証を残そうとした。

必死に生きていたわたしが、そこにはいました。

 

 

いろんなことがあって、なんとかわたしは今も生きています。

死にたいとは思わなくなりました。

今までよりもっと、楽しい事がこれからたくさんあると知ったから。

慌てて死ななくても、人生は本当に短いと知ったから。

 

それでも、当時の気持ちを忘れたことはありません。

クリエイティブな事がしたいと思う奥底には、必ず当時と同じ思いがあるのです。

わたしが、生きた証を残したい、と。

バンドで音楽を作るのも、こうしていろんなことを文章に残すことも。

全てわたしの生きた証だと、いつしか誰かに見てもらいたいのです。

 

 

世界中にたくさんいる、所謂クリエイターと呼ばれる方々の中には、そんな想いで創造し続けている方々もきっとたくさんいるのでしょう。

そんな方々の姿や作品は紛れもなくきっと美しい。

生命を削って、自分という存在をこの世に遺しているのだから。

 

 

 

 

当時の事を思い出すとまたカメラやりたいな、って思ったりもするな。

それと、今の時期になって思わぬ『写真撮ってて良かった』ってことは、結婚式なんかでみんなが使ってくれることかな。

そんな声が掛かる度、ライブ中だけじゃなくて普段の写真ももっと撮っておけば良かった、って思うんです。

 

 

死ぬまでクリエイティブな事は何かしら続けるつもりではあったけれど、それで生きていけるような気がしている今は、当時より人生がもっとずっと楽しくなっています。

 

 

過去に置いてきた昔の私と物と人

あけましておめでとうございます。

今年も人生満喫して生きたいと思います。

新年早々ですがバスに揺られ実家に帰っています。1泊2日で。

 

実はわたし実家に居るのが正直だいぶ苦痛です。

なので年末年始もこんな親不孝な実家帰省を毎年行っております。

 

家族は好きです。

退職して自分の趣味に黙々と時間と金を費やす父も、1度退職したのに周りからの期待が大きくて、ぶつくさ言いながらも復職してバリバリに働いてる母も、親のスネ齧りまくりながらも働いたり学校通ったり各々の趣味に情熱を注ぎまくる妹達も、みんな好きだし、この家族にしてこの私ありと言う感じがしています。

それでも私は、出来ることであれば実家に何泊も留まりたくないなあと思ってしまいます。

 

ひとつは寝床が狭い上に自分のパーソナルスペースがないのが大きい理由。

実家がマンションの一室なもので、子供の頃はまだしも成人した大人5人が暮らすのはさすがに無理があるだろうと。

娘3人は寝室が一緒なので、二段ベッドを2つ駆使してどうにかこうにかやっています。

 

もうひとつ根本的なものは、高校卒業まで過ごした地元にあまりいい思い出がないということ。

中高一貫校で立派な陰キャとして鬱屈した学生時代を送っていた上に大学時代が楽しすぎたもので、益々地元へのイメージが下がる下がる。

変に地元では指折りの進学校だったもので、その中でピンキリのキリに近い方でわやわやしていた自分は、周りの人間に対する自分のコンプレックスも膨れ上がるしかなかった。

進学先は東大京大早稲田慶応、関関同立その他医学部以外は眼中になし。最終地点は医者や看護師、銀行員に官公庁。そんな人達ばかり。

変に自分が鬱屈した精神を持ったまま大人になってしまっているのもあるかもしれない。あるかもしれない、が、それでも私は同じ高校を卒業した人達の事を最後まで好きにはなれなかった。なんなら未だに好きになれないでいる。同じ吹奏楽部の部員だった同級生の友人以外は。

 

今いる会社の名前がそこそこ全国的には高いので、大企業勤めの肩書きを得て多少はコンプレックスはマシになったかもしれないが、思春期の頃に得た感情はそう簡単に矯正されるものでもない。

できる限り同級生には会いたくないが、狭い土地柄誰が何をやってるかなんてすぐ情報が回る。

それも嫌で地元を飛び出し、極力寄り付かないようにしている。

お陰で私はだいぶ消息不明の存在となっているらしい。願ったり叶ったりである。

 

 

そんな私であったが、唯一親友と呼べる友人が高校時代にはいた。

私と同じように同じ高校の友人達が嫌いで、この狭い町を早く出たいといつも話をしていた。

 

日岡山にバンドでライブをしに行ったのだが、岡山という土地に行くとなんだかいろいろ考えてしまう。

ネットで仲良くなり、未だにいろいろありながらも付き合いの続いている友人がいた場所であり、大学時代の数少ない親友の嫁いだ地であり、大学を中退し靴職人となった相方の親友が生まれた土地であり、その中高時代の唯一の親友が進学した土地でもある。

なんだかんだ岡山に縁のある人間との縁が多い。

 

その親友も大学に進み、私と同じようにバンドサークルに入った。

成人式の同窓会をしれっと2人で抜け出し、大学での楽しいあれやこれを話した事も覚えている。

 

しかしいつの間にか疎遠になり、今では彼女がどこで何をしているかも全く知らない。存命なのかどうかさえも定かではない。

学生時代に家族関係も少し暗い影のあった女の子だったので少し心配ではあったが、本人はそういった感情を向けられる事を一番嫌っていた。

なのでわたしは、それに触らないようにする事しかできなかった。

 

 

地元の事や、岡山の土地の事を思い出すと、彼女は今どうしてるのだろうか、と思う。

もう一度あの頃のようにくだらない話で笑いたいけれど、きっとそうもいかないだろう。

家族というしがらみのない分、私の方が自由に、遠くに飛べてしまった。少しだけそんな負い目も感じてしまう。

 

なので、彼女が今どこかで、存命で普通の暮らしを送ってくれていればいいな、とだけ思っている。