バンドマンの女という概念

バンドマンの嫁に進化しました。幸せです、残念ながら。

飛び出せハイウェイ

今回の週末は久しぶりに予定がない。

予定がない週末は布団に篭もりっきりで時間を無駄にしがちなのだけど、今日は相方のコンタクトデビューの為に街に出てきて時間を潰しています。

布団の中で夕陽で目が覚めるよりは幾分マシである。

 

11月の週末はたくさんたくさん四国のバンドマン達と遊んだ。とても楽しかった。

県外のライブハウスに切磋琢磨できる友人が増えていくのは本当に嬉しい。松山のライブハウスより県外の方が友人が多いんじゃなかろうか。

一緒にライブをしたいと思うバンドとライブが出来るのはいつになっても嬉しい。一緒にライブをして欲しい、と思うバンド同士が一緒にライブをしてくれるのももっと嬉しい。

先月は高知でそんな嬉しさをどちらも網羅しているイベントを友人のバンドが開催してくれて、本当に楽しい1日であった。あそこまで綺麗に同年代の四国のエモシーンバンドが集まった事は、今までなんだかんだなかったんじゃなかろうか。

 

生まれも育ちも全く違うし、学生時代を共にした訳でもないし、仕事もバラバラ、住んでる所は全員県境を跨いでいる。

それなのに、『また来月』、時には『また来週』なんて約束のできる友達がいる人生を送る人間が、この世界にどれだけいるのだろう。

大人になっても趣味を持つ事の一番素敵な点は、大人になってからでも感性の近い友達ができる事だと思っている。

友達、というよりは大人になって趣味を本気で続ける事の大変さ、楽しさをお互いに理解できる同胞、という認識に近い。

なので、大変な時の大変さは十分理解するし、嬉しい時の嬉しさも十二分に伝わってくる。

そういうものを共有できる人間の多さが自分の人生を本当に豊かにしてくれているなあと思うのでありました。

 

来週そんな四国の友人の1人がライブハウスで結婚パーティーをするらしいので

うちのバンド3人で駆けつけようかとも思っている。

他の2人に相談せねば。

自分の結婚の時もなんかそんな事やりたいなあとは思っている。

ライブハウスにバンド関係の人間たくさん呼んで馬鹿みたいなことばっかりしたいなあ。

 

12月もそんな同胞とのライブがあるので気合いを入れて行かなければ。

ゆくゆくは松山にも1度来たバンドも含めみんな集まって欲しいなって。

こんな格好いい友人がいるんだとたくさんの人に知って欲しいし自慢したくなるのだ。

 

四国を動かそうとかいう大それた気はみんなにはなくて、楽しい事だけを続けている、というスタンス。かもしれない。

けれど、彼らのそんな思いから、四国で何かを起こせるんじゃないかと

そんなことを思ったりしてしまうのでありました。